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猫の穴NEWS

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智辯和歌山高校と甲子園、そして講演

2021-10-07
智辯和歌山高校
2021年・第103回全国高等学校野球選手権大会優勝おめでとうございます
最も遅いお祝いメッセージです。

メディアの皆様はじめ「イチローさんを介した深い関係と伺っていますが」など、「智辯和歌山高校と私の関係」のお問い合わせを多く頂いているようです

B.M.L.Tカムマシン導入に必要な、指導者研修においで下さいました中谷監督先生ご夫妻。そして、選手達。感動とインスピレーションには説明は不要なのでしょう。
動作づくりと、そのためのトレーニングに没頭するのは、初対面のその時からでした。中谷監督先生ご夫妻の、人間を敬い愛される気風に惹かれる私でもありました。


選手達と夏までに何度も出会い、やり取りを重ねる状況に「このようになると思っていました。凄い変化ですね」と、朗らかなお声のイチローさん。
イチローさんには、「指導頂くごとに、動作は勿論のこと、選手のメンタル、仲間達への思いやりの心が高まることが嬉しいです」の監督先生ご夫妻のお声に、襟をただし、選手に頂いた格調高いお便りを、今も携帯する私であることをお伝えします。

徹底して動作追求した「家族のような関係」です。ですから、表に向かった家族褒(ほ)めは、易しくありません。そして、「競技勝負」は、ひとが、尊敬する相手を得て尊厳をもって行うもの。勝負世界に身を投じる私の小さな人生観が頭をもたげます。

パンデミックと災害は、戦乱とともに、ひとと競技の努力が目指す尊厳を奪う。全国各地で、積み重ねた努力と力を発揮できなかったチームに想いが及び、皆で負けないで頑張りましょうね!と夢の中でも叫ぶ私。免疫適応研究を続ける私の特異な想いかもしれません。

険しい道のりの連続。「コロナと災害に押しつぶされそうな中で、洗練されて力強くて明るく、礼儀正しい智辯和歌山高校ナインに、勇気と感動を頂きました」のお声に象徴されて愛される皆さんのことが誇らしく、まばゆい私です。

夏以来の、再会に想いを馳せている時に届いた、惜敗の報。
俳聖・松尾芭蕉が「逝く春」としても「逝く秋」と詠まなかったのは、人間と自然の深淵に触れていたからでしょうか。熱く燃えた夏の後の静寂は、尊厳を高めあった勝負のあとの「わびさび」に似て、昂(たか)ぶりだけが突出することがありません。

「わびさび」は、私達の合言葉【「追求」から「追究」へ】の中と、その先にもあることを、俳聖にお伝えしたいです。
今が「その中」と「時」、追究しましょうね。
日本海新聞 2021年9月29日付(許可を得て掲載)
【人生でベストパフォーマンスをするために】
講演依頼は、東京オリンピック開催前。大変なテーマに、一度息を飲みました。
若竹のようにしなやかで、のびやかな高校生の皆さんと、「ベストについての考え方、足りないものを捉える、勘違いさせられる要素は意外と多く、これを除くと、見えるものと力を注ぐ方向性を得ることがある、などを一緒に語りあえれば素敵ですね」
これが、私のお引き受けのコンセプトでした。

皆さんの、講師を見つめて「メモを取る」は、演者のエネルギーを引き出す「最高のパフォーマンス」の一つとされます。
確かに、ペンを走らせる音が、演台まで届き、「講師は、人生のベストパフォーマンスをする」ことができました。
アレ?
最高と感じることは、実は沢山あり、これだけが最高・最後と感じたことが、あれはベターだったのだと気付くこと。後で、あの時の学びと体験と閃き、点火装置の役割を果たすことがあります。
ですから、今回は、全力を出し切れなかった、と自分に言い訳することは大切です。この言い訳に、足りなかったこと、集中して取り組むポイントがあると、気付くことがあり、怖くなんかなくなります。ヒトへの言い訳の効果は私の専門外です。
負け方を知る‐の重要な意義の一つに、生きること、人生は、スポーツで用いる「敗者復活戦の連続である」ことと同義と思うことが少なくないためです。

コラム
講演と記事中の「勝ちに不思議のー」は、江戸時代の平戸藩主・松浦(まつら)清山の言葉で、剣聖として知られ、「孫氏/兵法」に繋がると考え方とされます。歴史教科書と試験に出て来る「甲子(かっし)夜話」の著者。
甲子[きのえね‐と読みます]の年・1821年に書き始めたことから「甲子・かっし」と洒落たようです。
甲子[きのえね]は、古い暦の用い方の一つで、60年で一回りします。全てのことの始まりをも意味するようです。「甲子負荷夜話」と、「初動負荷理論」が書き換えられるかどうかは、甚だ不明ではあります。
時は流れて、大正13年(1924)年が甲子[きのえね]の年。この年に出来た大きな球場が『甲子園球場』の命名由来。
自分自身の好きなこと、没頭出来ることと、勉強やスポーツが関係なく思われることが少なくありませんが、何でも結び付けてみましょう‐記憶だけでなく、関連による展開と応用に繋がることが少なくありません、講演でお伝えしました。

皆さん、少なくとも、講演と本文で、江戸時代1800年代から大正、「甲子夜話」「甲子園」の関わりからこの辺りの試験は、ばっちりですね皆様との再会を夢見ています。

小山 裕史
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